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【暗号資産レポート夕版】2025年02月21日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 緩やかながらも、さらに上値を模索している。昨日も記したように下降トレンドを脱しており、その後の膠着を経て、上放れしつつあるように見える。

 それだけに期待は大きいといえるが、ただ短期サイクル的には特徴がないのが実状だ。60分足・一目均衡表ではその雲に支えられた後に上昇しているが、それでも上放れには至っていない。一方で60分足MACDは舳先を上方向に向けているが、こちらも0ラインからそれほど離れておらず、勢いづいてはいない。その分だけ過熱感は台頭していないともいえるが、本日は調整が入りやすい週末でもある。やや期待が大きいとは考えるが、過度な期待は控えておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日安値14,124,063円を下値支持線、13日高値15,102,458円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、大台とほぼ重なる1月13日安値14,002,357円が次の下値メドということになる。そしてさらに下回ると、昨年12月6日安値13,498,673円を窺いかねない点には注意が必要だ。ただしこれらはネックラインとしての意味合いが強く、18日にも前記支持線手前で下げ渋ったという事実がある。日足・一目均衡表の雲を下回ったままという点は気にはなるが、下放れるには至っていないという事実もある。上値の重さはまだ如何ともしがたいものがあるが、崩れると見るのはやはり早計といえよう。
(3)前記抵抗線を上回ると、4日高値15,843,300円が次なる上値メドということになる。そしてさらに上回ると、1月31日高値16,374,531円を経て、史上最高値となる1月20日高値17,050,664円まで主だった上値メドは見当たらないだけに、「往きつくところまで…」へ回帰する展開も期待されるところだ。ただし冒頭で記したようにその歩みは鈍く、勢いづいてはいない。期待は大きいものがあるものの、底打ち→上値模索再開と見るのはもう少し様子を見てからにすべきだろう。
《18:00》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概況はBTC欄参照》

 動き方そのものはBTCと大差はなく、それでいてこちらも60分足・一目均衡表でその雲上に顔を覗かせたという点が、昨日とは大きく異なっている。少し形状が異なっているのは事実だが、60分足MACDを見る限り、勢いづいてはいない。その分だけ過熱感は台頭していないということになるが、本日は週末でもある。期待の方がやや上回るとは考えるが、過度な期待は控えておくべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、9日安値379,895円を下値支持線、1月6日以降の半値戻し455,043円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、3日安値321,430円が次なる下値メドということになる。そしてさらに下回ると、昨年9月16日安値315,854円を経て、同9月6日安値304,490円を窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。ただしこれらはネックラインとしての意味合いを持っており、そこに到達するにはまだかなりの値幅も存在している。下値模索再開となるには、少なくとも新たなネガティブが必要と見るべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し486,575円を経て、50万円の大台/1月31日高値とほぼ同水準となる同24日高値534,005円が次なる上値メドということになる。ただし4日にも前記抵抗線手前で失速したように、まだ上値メドとして機能している可能性は否めない。60分足・一目均衡表の雲上に顔を覗かせたばかりという点に期待感が漂うが、やはりそれを判断するのはこちらももう少し時間がかかると見るべきかもしれない。
《18:05》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 一線を画す形状を見せているのが、本日もこのLTCだ。下降トレンドから脱却したのが一番早かった分、昨日は利益確定売りに押される動きを見せたが、その下げ幅の大部分はすでに解消されている。いわゆる往って来いを見せる中、上下に振れてはいるものの、まだ方向性が定まったというわけではなさそうだ。

 それでいて短期サイクル的には、微妙といわざるを得ないのが実状といえる。特に60分足・一目均衡表の雲下に押し出された動きは解消されたものの、まだ明確に雲上に顔を覗かせたわけではない。すぐさま雲内に押し戻された形状からは、上値の重さを意識せざるを得ないのが実状でもある。この抜け切れるか?それとも押し戻されるか?が、目先のLTCの方向性を定める分水嶺と見ておきたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)3日以降の上昇に対する半値押し16,581円を下値支持線、19日高値20,937円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回るまで、上方向を志向する。ただし下回ると、同61.8%押し15,552円を経て、3日安値12,225円へ押し戻されかねない点には注意が必要だ。ただし3日には長い下ヒゲを伴ったローソク足を描くなど、目先の底を打った可能性は高い。さらに下回ると、1万円の大台を経て、昨年11月4日安値9,720円を窺いにかからないとも限らないが、日足・一目均衡表の雲上に乗せ切ったという事実は重く受け止めておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、1月18日高値21,576円を経て、同17日高値21,828円に向けて動き出す展開が想定されるところだ。ただし下値はよりしっかりしている印象はあるものの、上値の重さは如何ともしがたいというのが実状でもある。明確に上回ると、昨年12月5日高値21,975円に向けて勢いづかないとも限らないが、現時点の材料では力不足…。一旦様子見と考えるべきかもしれない。
《18:15》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 BTCとほぼ同じ動き方・形状だ。いや現時点では、BTCよりその上昇度合いは強い。ようやく値の軽さという特性が意識され始めているのかもしれない。もっとも本日は週末に当たるだけに、過度な期待は控えておくべきではあるが…。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、3日40,954円を下値支持線、1月31日以降の下落に対する半値戻し54,364円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、昨年9月6日安値40,325円は目と鼻の先ということになる。そうなると同8月5日安値37,728円を窺いにかからないとも限らない点には注意が必要といえる。ただしこれらはネックラインとしての意味合いが強く、3日には長い下ヒゲを描いて急反発したという経緯もある。まだ日足・一目均衡表の雲を下放れたままという点は気にはなるが、少なくともこれらを下抜けるのは容易ではないと見ておきたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し57,528円を経て、大台とほぼ重なる1月17日以降の下落に対する半値戻し59,275円辺りまで一気に押し戻されてもおかしくないところだ。ただし4日には前記抵抗線手前で上げ渋ったように、まだ上値メドとして意識されている可能性は高い。短期サイクル的にはそれほど悪化しているわけではなく、逆に出遅れが台頭しやすい中で、前記したように値の軽さという特性が意識され始めた感はあるが、本日は週末でもある。動き出すと一気という可能性を鑑みつつも、過度な期待はまだ控えておくべきだろう。
《18:20》

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