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【暗号資産レポート夕版】2025年02月28日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 一旦下げ渋ったものの、いわゆる「トランプ関税」を背景にしたリスク回避姿勢にまだ押されている。一方で反応し過ぎのきらいもある中、下げ過ぎの域にすでに達した可能性も否めないところだ。

 もっとも短期サイクル的には、まだ下げ止まりの兆候は見られていない。右肩下がりで棚引く60分足・一目均衡表の雲に押さえられる状況に変化のない中、60分足MACDは0ライン付近から再び舳先を下方向に向け始め、それでいて乖離はそれほどでもない。週末でもあり、自律反発的な動きには要注目といえるが、もう一段値を落としてもおかしくないといわざるを得ない。現時点では下げ止まり、少なくとも下げ渋りの有無を確認するフローに徹するべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨年11月7日安値11,406,106円を下値支持線、21日以降の下落に対する半値戻し13,366,285円を上値抵抗線とする。
(2)26日安値を下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。そしてさらに下回ると、同11月4日安値10,145,952円を窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。ただし下落往き過ぎ感が見え隠れする中、週末でもあることから自律反発的な動きとなる可能性は否めない。唐突な欧州への追加関税がリスク回避姿勢に振れているが、ウクライナ鎮静化への期待感/米10年債利回り低下は暗号資産にとって悪い材料ではない。さらなる下値模索継続に対する懸念は持ちつつも、下げ止まり少なくとも下げ渋りについてはやはり期待したいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し13,738,336円/1400万円の大台を経て、次の大台に近いその21日高値14,942,771円へと押し戻される展開が期待されるところだ。さらに上回ると、13日高値15,102,458円を経て、4日高値15,843,300円に向けて動き出さないとも限らないが、ただそこに至るにはまだかなりの値幅が存在しているのみならず、日足・一目均衡表の雲という大きな障害も待ち構えている。現時点で下げが加速している以上、まずは下げ止まりの有無を確認するのが先決といえよう。そして少なくとも前記上値メドを期待するのは、前記抵抗線を明確に上抜いてからでも遅くはなかろう。
《16:45》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概況はBTC欄参照》

 本日もBTCとほぼ同じ動き方・形状だ。週末でもあり、自律反発的な動きが入る可能性はゼロではないが、やはりこちらも現時点では下げ止まり、少なくとも下げ渋りの有無を確認するフローに徹するべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨年9月6日安値304,490円を下値支持線、21日以降の下落に対する半値戻し367,813円を上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、昨年8月5日安値303,355円を経て、30万円の大台が次なる下値メドということになる。そしてさらに下回ると、昨年1月3日安値286,790円まで主だった下値メドは見当たらず、下げが勢いづかないとも限らない点については要注意といえる。もっともすでに下げ過ぎの域に到達する可能性はゼロではなく、何より本日は週末というスケジュール感でもある。もう一段の下値模索は警戒しつつ、まずは下げ止まり少なくとも下げ渋りの有無を確認したいところだ。下値は限定される可能性を鑑みながら…。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し381,702円/40万円の大台を経て、その21日高値426,668円へ押し戻される展開が想定されるところだ。そしてさらに上回ると、1月6日以降の半値戻し448,807円まで上値メドが飛ぶだけに、同61.8%戻し481,811円/50万円の大台/1月31日高値とほぼ同水準となる1月24日高値534,005円を窺わないとも限らない点にも注意が必要といえる。ただし現時点では下げ止まりをまだ確認できておらず、逆に下げが加速している状況でもある。下げ過ぎとの期待は大きいとは考えるが、まずは下げ止まりの有無をしっかりと確認してからとなろう。
《17:00》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 リスク回避姿勢を背景にした動きであるだけに、動き方そのものはBTCと大差はない。ただ昨日まで一線を画していただけに、その形状は大きく異なるのが実状だ。

 このためLTCの短期サイクル的は、微妙なところにあるといえる。特に60分足・一目均衡表の雲下限に達しており、わずかに下に顔を覗かせたものの、当該水準で踏み止まっている。もちろん60分足MACDの形状はBTCと大差はなく、まだ下値模索の可能性を想定せざるを得ないところだが、この雲から明確に下放れるか?が、LTCの目先の方向性を定めるといえるかもしれない。

以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)3日以降の上昇に対する61.8%押し15,552円を下値支持線、27日高値19,478円を上値抵抗線としつつ、放れた方向にはついていきたい。
(2)前記支持線を下回ると、6日安値14,778円が次なる下値メドということになる。そしてさらに下回ると、3日安値12,225円まで主だった下値メドが見当たらず、勢いが増す可能性も否めないところだ。ただし25日には前記支持線手前で下げ止まったように、下値メドとしての意識はまだ高いと見られる。さらに下回ると、1万円の大台を経て、昨年11月4日安値9,720円を窺わないとも限らないが、そうした懸念はこれらを明確に下回ってからでも遅くはなかろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、19日高値20,937円が次なる上値メドとなる。そしてさらに上回ると、1月18日高値21,576円を経て、同17日高値21,828円に向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。ただし日足・一目均衡表の雲上に顔を覗かせたとはいえども、センチメントはリスク回避に振れているように、まだ芳しいとはいい難いのが実状でもある。値の軽さという特性もあり、期待としては大きいままだが、それでも過度な期待は控えておくべきだろう。
《17:10》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 《概要はBTC欄参照》

 そのLTCとBTC・ETHとの間という位置づけなのが、本日もこのBCHだ。ただしLTCが60分足・一目均衡表の雲下限付近で下げ渋っているのに対して、こちらはすでに下抜けている。それだけ先行している格好であり、下落往き過ぎ感が先に台頭する可能性も否めないが、この点がどう捉えられるか?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨年8月5日安値37,728円を下値支持線、21日高値49,454円を上値抵抗線とする。
(2)25日安値を下回っただけに、前記支持線まで下値メドは引き下げざるを得ない。
そしてさらに下回ると、同1月23日安値32,100円を経て、同1月3日安値29,001円まで下げが加速しかねない点には注意が必要だ。ただし反応し過ぎの印象は強く、すでにいい水準まで下落した可能性も否めない。まだ下げ止まりを確認できたわけではないが、週末というスケジュール感を考えれば、自ずと下値は限定されると見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、1月31日以降の下落に対する半値戻し53,751円が次なる上値メドということになる。そしてさらに上回ると、同61.8%戻し57,060円を経て、1月17日以降の下落に対する半値戻し58,662円辺りまで押し戻される展開も期待されるところだ。もっともセンチメントはリスク回避に振れているなど、まだ芳しいとはいい難いのが実状でもある。値の軽さという特性を鑑みれば、戻し始めると一揆という可能性はゼロではないが、まず現時点では下げ止まり少なくとも下げ渋りの有無をしっかりと確認してからということになろう。
《17:20》

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