◆ “下へ上へ”の乱高下 - トランプ大統領関連

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マネパ為替分析 日刊レポート

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実践トレーディング 2月28日夕版
マネパ為替分析 日刊レポート 2月28日
外貨投資 転ばぬ先の智慧 2月17日[終了]
YEN蔵の外国為替見聞録 2月17日[終了]
今週の為替相場、武市はこう見る 2月25日[終了]
為替大観 2月26日
暗号資産レポート 2月28日夕版
ゴールドレポート 2月28日夕版

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“揺れ動き”を見せても、“方向感定まらず”は変わらない…!?

2025年01月22日

◆ “下へ上へ”の乱高下 - トランプ大統領関連

就任初日の「関税導入見送り」を背景に、昨日は“24/12/19以来水準(安値は154.774円)”へと値を落とす場面からスタートしました。
一方で「カナダ・メキシコへの25%関税検討発言」がその後に伝わったことで、“156円台(高値は156.044円)”へと反発する場面も見られています。
値幅としては“24/11/29以来最大(1.456円)”を記録するなど、“下へ上への乱高下”を見せています。

一方で“揺れ動き”はしても、“さらなる下値模索orさらなる上値模索”に発展するには至っておりません。
基本的に“方向感定まらず”は変わっておらず、結局は“155円半ば”で昨日の取引を終えています。


◆ 次は「日銀1月利上げの有無」に移行するとは見るが・・・?

「トランプ大統領就任式」を“大過なく”終えたことで、次なるは「日銀1月利上げの行方」にテーマが移行すると見るのが自然です。
ただ“織り込み済(短期金融市場の確率は90%弱)”の印象がすでに漂っているだけに、それで“円買い”がどこまで進むかは微妙なところ…?
そうなると「トランプ発言」で“右往左往”すると見られるものの、その際は“揺れ動き”はしても“一方向の動意”というのは…?

“ドル買い”が溜まっている以上、短期筋が仕掛けるとすれば“下方向”と見ています。
このため“リスクは下方向”との見方は変わっていませんが、もうしばらくは“方向感定まらず”が続くと見ておくべきかもしれません。
“上値の重さ”を意識しながら…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

157.307(1/10~1/21の61.8%戻し)
157.106(20日移動平均線)
157.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
156.823(1/10~1/21の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
156.582(1/20高値)
156.339(1/10~1/21の38.2%戻し)
上値5:156.230(1/21高値、ピボット1stレジスタンス)
上値4:156.117(-1σ)
上値3:156.020(日足・一目均衡表基準線、大台)
上値2:155.858(1/21NYタイム高値後の76.4%戻し)
上値1:155.742(1/21NYタイム高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:155.511
下値1:155.254(1/21安値後の押し目、1/21安値後の61.8%押し水準)
下値2:155.143(-2σ)
下値3:155.000(大台、1/21安値後の76.4%押し)
下値4:154.892(50日移動平均線)
下値5:154.774(1/21安値、ピボット1stサポート)
154.438(12/19安値)
154.176(週足・一目均衡表先行スパン上限)
154.000(大台、ピボット2ndサポート)
153.764(12/3~1/10の50%押し、週足・一目均衡表転換線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

98.965(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
98.801(+2σ、ピボットハイブレイクアウト)
98.655(1/8高値、100日移動平均線)
98.522(20週移動平均線)
98.424(1/9高値)
98.240(+1σ、週足・一目均衡表転換線、ピボット2ndレジスタンス )
上値5:98.195(1/10高値)
上値4:97.951(1/14高値、大台)
上値3:97.888(1/15高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:97.769(1/20高値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値1:97.656(1/21高値、20日移動平均線)
前営業日終値:97.579
下値1:97.490(日足・一目均衡表基準線)
下値2:97.126(日足・一目均衡表転換線、-1σ)
下値3:97.048(100週移動平均線、ピボット1stサポート、大台)
下値4:96.778(1/21安値)
下値5:96.671(1/20安値、1/17~1/20の61.8%押し)
96.556(-2σ)
96.461(1/17~1/20の76.4%押し、ピボット2ndサポート)
96.267(週足・一目均衡表基準線)
96.141(ピボットローブレイクアウト)
96.057(1/17安値、大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

195.383(200日移動平均線)
195.268(12/30~1/17の61.8%戻し)
195.000(大台)
194.769(1/10高値)
194.393(20日移動平均線)
194.207(50日/50週移動平均線)
194.133(12/30~1/17の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
193.948(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
193.809(100日移動平均線)
193.516(週足・一目均衡表転換線)
193.259(日足・一目均衡表先行スパン下限)
193.185(1/13高値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
192.991(1/15高値、12/30~1/17の38.2%戻し、大台)
192.196(1/21高値)
前営業日終値:192.111
192.000(大台)
191.776(-1σ)
191.518(1/17~1/21の23.6%押し)
191.098(1/17~1/21の38.2%押し、大台)
190.759(1/17~1/21の50%押し)
190.467(1/21安値、1/17~1/21の61.8%押し)
190.109(20月移動平均線)
189.952(週足・一目均衡表基準線)
190.000(1/17~1/21の76.4%押し、大台)
189.886(1/20安値)
189.321(1/17安値)
189.000(大台、-2σ)

《10:30》
《11:00、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

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